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WordPressの更新を放置すると何が起こるのか?

「ホームページは一度作ったら、しばらく触らなくて大丈夫」
そうお考えの先生も、多いのではないでしょうか。

しかし、WordPressで作られたホームページは、「定期的に更新されること」を前提に動いている仕組みです。更新を長期間止めたままにしてしまうと、気づかないうちにさまざまなリスクが生じてしまいます。

ここでは、代表的なリスクをいくつかご紹介します。

■ セキュリティリスクが高まる
WordPress や PHP のアップデートは、デザインを変えるためではなく、主に「脆弱性(セキュリティの穴)」を塞ぐことを目的として行われています。

更新を行わず古いバージョンのまま使い続けていると、
• 不正アクセスを受ける
• サイトを改ざんされる
• ウイルスを仕込まれてしまう
といったリスクが高まります。

見た目が変わらないため放置しがちですが、セキュリティ面では時間とともに危険度が増していくイメージです。


■ 突然、ホームページが表示されなくなる
サーバー側のPHPバージョンが新しくなっていく一方で、WordPressやプラグインが古いままだと、ある日突然、
• 画面が真っ白になって表示されない
• 管理画面に入れなくなる

といったトラブルが起こることがあります。

実際に、数年間まったく更新されていなかったために、ある日を境にサイトが止まってしまった医院様も少なくありません。
復旧できたとしても、調査・バックアップ復元・再構築など、余分な時間と費用がかかってしまいます。


■ 予約フォームやお問い合わせが動かなくなる
ホームページの見た目は問題なく表示されているのに、内部のプログラムだけが古くなっているケースもよくあります。

その結果、
• 予約フォームが送信できていなかった
• お問い合わせフォームからのメールが届いていなかった

といった不具合が発生することがあります。

この状態に気づかないまま数ヶ月経過してしまい、
「実はその間、ずっと問い合わせが届いていなかった」という事例もありました。


■ 「更新していない=悪い」ではありません
日々の診療や業務のなかで、ホームページの管理にまで手が回らないのは当然のことです。
「更新していないこと自体が悪い」というわけではありません。

大切なのは、「何年も一度も触っていない」「現状がどうなっているのかわからない」状態をつくらないことです。
• いつ頃から更新していないか
• どのバージョンで止まっているか

まずは現状を把握するだけでも、大きな一歩になります。


■ 最低限やっておきたい管理
トラブルを防ぐために、最低限、次のポイントだけはチェックしておくことをおすすめします。
• WordPress本体の更新
• PHPの適正バージョンへの更新
• バックアップの定期的な取得

これだけでも、多くのトラブルは未然に防ぐことが可能です。

ホームページは「24時間働く看板」のような存在です。
もし、
• 最近まったく更新をしていない
• 管理画面をしばらく開いていない
• 自分のサイトの状態がよくわからない

という場合は、一度、現在の状況を確認してみることをおすすめします。

「自分のところは大丈夫かな?」とご不安な場合は、
WordPressの状態チェックやアップデートのご相談も承っていますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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