ここ最近、複数のクリニック様から似たような内容のWebに関するご相談をいただくことが増えています。
今回は、その中でも特にご相談の多いテーマをいくつかご紹介します。

■ 「アクセスはあるのに、予約が入らない」
ホームページのアクセス状況をこちらで確認すると、一定数のアクセスはあるのに、予約やお問い合わせにつながっていないというケースがよくあります。

よく見られる原因としては、
• 予約導線が分かりにくい
• 予約・お問い合わせボタンが目立たない
• スマホで操作しづらい配置になっている

といった点が挙げられます。

ホームページ全体を大きく作り変えなくても、「どこを押せば予約できるか」をはっきりさせるだけで、反応が変わるケースも少なくありません。

■ 「ホームページが重たい気がする」
写真を多く使いすぎていたり、古い仕組みをそのまま使い続けていたりすると、
ページの表示速度が遅くなることがあります。
• クリックしてもなかなか画面が切り替わらない
• スクロールしようとしても動きが重い

こうした状態が続くと、患者様はそのページを見る前に離脱してしまいます。

表示速度は、見た目には現れにくいものの、
今や「サービス品質」の一部と言えるほど重要な要素になっています。

■ 「Googleの表示が以前と違う気がする」
最近増えているのが、こんなお声です。
• 「検索しても、前ほど上の方に出てこない」
• 「地図での表示が、以前と少し変わった気がする」

これは、Google側の仕様変更や、MEO（地図検索）の競争が激しくなっていることが影響している場合が多いです。

放っておくと、
• 競合クリニックに表示順位で後れを取ってしまう
• 新規の患者様との接点が、少しずつ減ってしまう

といったことにもつながりかねません。

■ 「作った業者と連絡が取れなくなった」
意外と多いのが、このご相談です。
• 管理画面のログイン情報が分からない
• 更新のやり方が全く分からない
• 相談できる相手や、保守を頼めるところがない

といった不安を抱えたまま、何年もサイトを触れないままになっているケースもあります。

この状態が続くと、
• 何かあっても誰にも相談できない
• 古い情報や間違った情報を直せない

という意味で、リスクが大きくなっていきます。


■ 「小さな不安」のうちに相談するのがおすすめです
Webに関するご相談は、いきなり大きなトラブルが起きてから…というよりも、
• なんとなく気になる
• ちょっと不便だと感じている
• このままで良いのか不安

といった「小さな違和感」や「小さな不安」の積み重ねからお問い合わせいただくことがほとんどです。

もし今、
• 予約が思ったほど入っていない気がする
• サイトが少し重い・古いと感じる
• 前に作った業者さんと連絡が取りづらい

といった点が一つでも思い当たるようでしたら、「まだ大丈夫」と先延ばしにせず、早めに一度現状をチェックしてみることをおすすめします。

「うちの場合はどうだろう？」という軽いご相談からでも大丈夫です。状況を整理しつつ、どこから手を付けるのがよいか一緒に考えさせていただきます。